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IT/SaaS転職のベストタイミング:採用が多い時期と避けるべき時期

田村 涼介
田村 涼介

事業会社の現場を知る、SaaS営業特化のエージェント

2026年7月5日5分で読める

SaaS企業の採用サイクル:繁忙期と閑散期

IT/SaaS業界の採用には、他業界と異なる独特のサイクルがあります。グローバル外資系SaaSは暦年(1月〜12月)で期を管理することが多く、日系SaaSは4月〜3月の年度ベースが主流です。

採用が最も活発な時期

  • 1月〜3月:外資系SaaSの新年度ヘッドカウント確定後。1月頭に採用が本格化し、3月末までに入社させたいニーズが高い
  • 7月〜9月:外資系の下半期スタート。予算執行の必要から中途採用が増える。日系SaaSも夏以降の増員需要が高まる

採用が落ち着く時期

  • 4月〜6月:外資系の第1四半期中盤。既存人員のパフォーマンスを見ながら採用するため動きが鈍い
  • 12月:年末で意思決定が遅くなる。応募数は多いが採用決定は1月にずれ込む

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期末・期初の採用状況の違い

「期末(3月・12月)は採用が少ない」と聞くことがありますが、これは半分正解・半分誤りです。期末は「予算を使い切るための追加採用」が発生するケースもあります。逆に期初(4月・1月)は新たなヘッドカウントが確定し、採用が積極的に動き始めます。

「準備ができていないから」は悪手な理由

転職相談で最もよく聞く言葉が「もう少し経験を積んでから」「準備できたら動きます」です。この姿勢には大きなリスクがあります。

  • 採用は「今ほしい人材を今採る」市場。半年後に良い求人があるとは限らない
  • 「準備できた状態」は主観的で、気づけば1〜2年が経過している
  • 情報収集だけでも始めると、市場の解像度が上がり判断精度が向上する

今すぐ動くべき人のチェックリスト

  • 現職でのキャリアアップの見通しが1〜2年以内に見えない
  • 同世代の同僚の転職・年収アップの話をよく聞くようになった
  • 「転職しようかな」と思い始めてから6ヶ月以上経っている
  • 仕事のやりがいより「慣れ」で続けている感覚がある
  • 現職の給与に対して不満はあるが、何もしていない

3つ以上当てはまる場合、情報収集から始めることをお勧めします。動き始めること自体が、「自分の市場価値」を知る最も確実な方法です。

この記事を担当:田村 涼介
「いつ動くか迷っている方」の相談が最も多い。タイミングと市場環境を踏まえたアドバイスを得意とする。

この記事を書いたエージェント

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